どこで楽器の練習をしている?

どこで楽器の練習をしている?

みなさんはどこで楽器の練習をしていますか?
家や練習場など、いつでも好きな時間に楽器の練習ができるとは限りませんよね。アパートやマンションに住んでいる方、練習できる時間が決まっている方など、みなさんはどこで楽器の個人練習をされているのでしょうか?

アンケート結果!

…ということで、Twitterでアンケートを取ってみました。104名の皆様、ご回答ありがとうございました!

アンケート集計結果

結果は…「カラオケボックス」と「自治体の施設」が同率一位(各38名)という結果に。
意外とカラオケボックスに楽器を持ち込んでいる人多いのですね!!

※Twitterのアンケート機能では選択肢が最大4個となっており、今回は上記の選択肢を用意いたしました。

練習場所のメリット・デメリット

屋外

屋外での楽器練習

散歩をしていたら、どこからともなく心地よい音色が…
公園や海辺、河原、山奥で…… たまに楽器の練習をしている人を見かけませんか?

人数規模

個人練習、2-3人程度の合奏練習向け

屋外で練習するメリット

お金が一切かからないですし、何と言っても気持ちイイ!特に大自然の中での練習は気分も感情も高まってきます。
気分転換にもオススメ!

練習を他の人に聴かれる可能性があるという点はメリットにもデメリットにもなり得ますが、緊張感を持って練習できたり、度胸試しになったり、思わぬとことで出会いがあったり…するかもしれません。

屋外で練習するデメリット

屋外なので、天候の変化には非常に弱いのが難点です。急に雨が降ってきたり、風が強まったりしても、すぐに退散できるよう準備をしておく必要があります。
木や皮など、自然の素材でできている和楽器は湿度などにも要注意ですね。

また、特に都市部の公園など人通りがある場所では、楽器練習が禁止されている場所があったり、許可が必要であったり、OKであっても楽器の音を快く思わない方もいらっしゃる可能性があるので、可否の事前確認や周囲への配慮もお忘れなく。
国や自治体など、管理元の団体を調べて確認をしておくと安心です。

カラオケボックス

カラオケボックスでの楽器練習

最近のカラオケボックスでは、楽器練習がOKなところが増えています。(可否については各カラオケ店へご確認ください)

楽器練習を想定しているカラオケ店の例:

人数規模

個人練習向け

カラオケボックスで練習するメリット

防音性の高い個室で練習ができる点はGOODですね!しかも比較的低料金で使うことができるのは魅力的です!
ドリンクや食事メニューもあるため、食事休憩を挟みながら籠って長時間の練習もできそうです。
気分転換に歌ったり、カラオケ音を流しながら、それに合わせて演奏するのも楽しいかもしれません!

カラオケボックスで練習するデメリット

当然ながら、本来は歌を歌うための場所。
楽器を入れるスペースがあまりなく、狭くなることも…
尺八や篠笛、三味線なら余裕ですが、箏となるとなかなかキビシイ場合もあります。

箏の場合は短いタイプの箏(短箏)も各社から多くの種類が発売されていますので、練習用と割り切って購入するのも一つの手です。

音楽スタジオ

音楽スタジオでの楽器練習

楽器の練習場所としては”正統派”の音楽スタジオ!

人数規模

個人練習、5人未満程度の合奏練習向け

音楽スタジオで練習するメリット

エレキ楽器のバンド向けのスタジオが多いとは思いますが、楽器練習のために設計された専用部屋なので、防音性はバッチリ。ドラム・太鼓などの打楽器系も練習ができますし、レコーディングをする場合にも最適です。

また、アンプや録音機材、マイク、譜面台、椅子などの設備が揃っているところが多く、至れり尽くせりです。
備え付けのドラム、ピアノ、キーボード等のほか、ギターやベースはレンタルできる店もあり、和洋楽器でセッションする場合にも使えます。

音楽スタジオで練習するデメリット

設備がバッチリな分、お値段もそれ相応。
何時間も通して借りる場合はかなり高額になることも…。
個人練習向けの安いプランを設定しているところや、割安な深夜パック料金を設定しているところもあるので、探してみると良いかもしれません。

自治体の施設

自治体の施設(公民館など)での楽器練習

意外と身近なところに複数ある公民館や市民会館などの文化施設。授業のない休日に小学校の空き教室を市民団体向けに解放しているところもあります。
広い和室がある施設も多く、大人数で和楽器の合奏練習をするには良い環境ですね!

人数規模

中規模〜大規模の合奏練習向け

自治体の施設で練習するメリット

そこに住む住民のための施設ですから…とにかく安い!「市民料金」が設定されているなど、その自治体に在住している人がメンバーにいれば使用料が安くなるケースが多いです。
複数人で合奏練習をする場合、割り勘にすれば一人当たりの負担もかなり少なく済ませることができます。
※自治体によって大きく異なる場合があるため、各施設へ直接ご確認ください。

自治体の施設で練習するデメリット

楽器練習以外にも、子供達から老人まで、様々な住民が様々な目的で使用する施設なので、なかなか予約が取れない場合が多いです。

特に、土日祝は音楽に限らず様々な市民サークル・団体の活動や住民向けイベントとして使用されていることがあるため、早めに日程調整をする必要があります。

また、このような施設は住宅街の中に立地していることが多いです。私の経験上、楽器練習がOKとはいえ、ドラム・太鼓などの大きな音が出る打楽器系は周囲への音漏れのためNGという施設が多かったですので、楽器の種類についても確認が必要です。

良い練習場所を見つけましょう!!

皆さんが普段練習に使用している場所、ありましたか?
周りには「練習場所がない…」という理由で、楽器を辞めてしまう人がたくさん居て非常に残念なところです。
ぜひ皆さんも、良い練習場所を探してみてくださいね。
これらの他にも、練習にオススメのスポットがあればぜひ教えてください!

(2016年2月公開/2020年10月更新)

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