琴柱は通常、白っぽいプラスチックや象牙でできていますが、「透明で光る琴柱があったらライブハウスとかで演奏するときに映えて楽しいんじゃない…?」と思い、実際に制作してみました!
色が付け替えられるLED仕様はおそらく世界初ではないでしょうか。
最初は3Dプリンタで作ろうとしていましたが、制作費がかなり高額になるのと、毎回材料にいろいろ好きなものを混ぜられることを考えて2014年から手作りに制作開始。2024年からは材質をアクリルに変更し、工場で量産できる体制を整えました。
以下の会場にて透明琴柱/LED琴柱の展示を行いました。
材質をアクリルに変更し、工場で大量生産ができるようになりました。
LEDの発色は従来品よりもよくなりました。また、形状が一般的な琴柱とは異なっています。
2024年4月
グリーンライツ琴柱。初音ミクの「グリーンライツ・セレナーデ」を演奏するために緑のLEDで統一したバージョンです。
2019年11月
ほうがくのわ10周年を記念して制作しました。
量産していつもお世話になっている皆様にプレゼント!…の予定でしたが、結局1セットだけ制作して、忙しくてそのままにorz
2017年7月
アニメ「おそ松さん」のカラ松をイメージして作った琴柱になります。
青の着色剤に銀のラメをたっぷりと入れて痛々しさを出そうとしたのですが割と上品に仕上がってしまいました……
2016年1月
金型を研究して作ったのが今回。Ver.4、Ver.5と次々と新しい金型を作り、角が欠ける減少がほとんどなくなりました。
ピンクの着色剤に銀とピンクのラメを混ぜています。
2015年12月
クリアのベース色に 白、緑、青のラメを混ぜてます。
着色はしていないのですが、上部が青緑、下部がクリアのツートーンカラーに見えますね!
コードネームは「竜宮城」!(友人命名・笑)
2015年2月
Ver.3の金型で制作。
実は、第4弾よりも早く作り始めていましたがLEDライトがなかなか届かず(中国から直送だったので…)こちらが後になってしまいました。
これが最初に思い描いていた透明琴柱。極小LED内蔵で、様々な色に光ります。
電源とスイッチのサイズが心配でしたが、なんとか1ユニットごとに収まりました。
光っている様子はYouTubeに動画でUPしています。
2015年1月
引き続きVer.3の金型で制作。グリーンの着色剤と金のラメを入れています!
ラメはやはり光に当たると綺麗に光るのでいい感じ。
今回から、磨きは#1000、#5000の耐水ペーパー、#10000のラッピングフィルムの3段階にしてみました。
2015年1月
材料を注ぎやすくした金型(Ver.3)で制作!金型の出来はかなり良くなってきました。
今回は、パープルの着色剤と金のラメを混ぜています。テーマは女子力高めな琴柱!?
写真ではラメが綺麗に写りませんでしたが、実際はけっこうキラキラしていていい感じでした。
材料が固まる前に触ってしまったので造形は失敗…
2014年12月
気泡を少なくするために、材料の注ぎ口の場所を変えた新しい金型(Ver.2)で制作!
10年ほど前に描いた3DCG(架空の透明金属で作った箏)をイメージして、ブルーグリーンの着色剤を混ぜ込み。
ちょっと着色剤が濃すぎて透明度が低くなってしまいましたorz
2014年12月
まずはオーソドックスに無色透明バージョンから制作。金型(Ver.1)から外してみたら感動…!透きとおり具合が思いのほかキレイでした。
材料がうまく金型全体に行き通らなかったので少し形が欠けてしまってます…。
2014年12月
透明の琴柱、光るLED琴柱についてのご質問、実際に見てみたい、演奏してみたい、購入したい等ご要望がありましたら、
hougaku@ohju.net (ほうがくのわ代表:櫻樹)へメールにてお問い合わせください。