津軽三味線のガチャをやってみた

津軽三味線のガチャをやってみた

超本格的な津軽三味線のガチャが登場!

以前、和太鼓のガチャをやってみた!という記事を書きましたが…今度は津軽三味線のガチャ(カプセルトイ)が登場しました!
株式会社SO-TAが出している「1/8津軽三味線」(全5種/1回500円)です。
事前情報ではかなり本格的な造りになっているとのことだったので楽しみにしていました。2019年3月発売予定の商品ですが、今回、先行発売分を入手できましたので、早速開封・組み立てをして遊んでみました!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ)

開封&組み立て

このガチャの醍醐味は、単に出来上がった三味線を飾っておくだけではなくて、本物の三味線と同様に組み立てから始めるという点!

津軽三味線 部品一覧

カプセルを開けると、次の部品が入っています。
胴(駒付き)、下棹、中棹、上棹、糸巻き×3、天神カバー、胴掛け、音緒(糸×3本付き)、撥、スタンド

本物の三味線とほぼ同じやん!!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 部品(未開封)株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 部品

まずは棹の組み立てから。下棹、中棹、上棹を繋ぎ、胴に差し込みます。なんと、ホゾ(棹の繋ぎの部分)がきちんとある!こんな見えないところまでこだわっているのか…!
裏側には津軽三味線特有の「東さわり」も付いていますね。

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 棹のホゾ部分株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 棹を繋げた状態

…とここで、良からぬことを思いついてしまいました。
本物の三味線の棹は1本1本、ホゾの形が微妙に異なるので、別の三味線の棹を繋ぐことはできません。……が、このガチャは量産型!別の三味線の棹を繋ぐことができるのでは!!?

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 長い三味線

ハイ……というわけで、こちら。長っ!!!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 長い三味線 ダンボー

手が届か…な…い…!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 長い三味線 カニ

カニ2匹でようやく運搬できる長さ。

糸巻き・糸

おふざけはこのくらいにして、組み立てを進めていきます。
次は、糸巻きと糸!
(説明書には途中で音緒をはめ込む過程も書いてありますが、もう既にはめ込まれた状態でした)

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 糸巻き

これまたすごい、糸巻きに糸を通して、3本それぞれ巻いていきます。ここも手作業でやるのか!
細かい作業で面倒そうかな〜とも思いましたが、しっかりと糸が止まってくれたのでスムーズに取り付け完了。
本物の三味線みたいに「ギュルッ!」と緩んでしまうことにはならないのでご安心を(笑)

天神カバー・胴掛け

最後に天神カバーと胴掛けを付けて完成!いろいろな柄を並べると綺麗ですね〜

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 津軽三味線×7

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ)

鼈甲撥もセットでついてきます!さすがに本物の鼈甲ではないですが、透明な素材で鼈甲っぽさが出ていてGOODです。

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 鼈甲撥

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ)

他にもこだわりの箇所がたくさん!

音緒のアップ写真と棹の裏側(東さわり)のアップ写真です。駒も、3本の糸道がしっかりとついてます!この一つ一つの細かさが三味線弾きには嬉しいですね。

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 音緒

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 棹の裏側

それからこの2本の棹、色が微妙に違うのが分かりますでしょうか?
実は、左が紅木(こうき)・右が紫檀(したん)。本物の津軽三味線に使われている木材の材質を、色の違いで表現。普通、ここまでやる!?というところまで…!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 紅木と紫檀

本物の三味線と大きさ比べ

このようなサイズ感です。私の三味線は津軽ではなくて長唄なので、若干違いますが…!

株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 大きさ比べ株式会社SO-TA 1/8津軽三味線(ガチャガチャ/カプセルトイ) 大きさ比べ

ミニチュア楽器はいろいろとありますが、ここまでディティールにこだわったものは滅多に無い気がします。和楽器音楽関係者がコレクションしたくなる一品でした。(現に私も10丁以上確保しました・笑)

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